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2025年箱根駅伝 6区 青学大・野村の快挙!史上初の56分台で区間新記録樹立

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今日は、2025年1月3日に行われた第101回箱根駅伝復路の6区で起こった青山学院大学の野村昭夢選手による
歴史的快挙についてお伝えします。

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復路スタート前の状況

まず、復路スタート前の状況を振り返ってみましょう。
青山学院大学は往路を制し、2年連続7度目の往路優勝を果たしていました。
2位の中央大学とは1分47秒差でのスタートとなり、総合優勝に向けて有利な立場でした。
青学大の原晋監督は、復路のポイントとして6区を挙げており、「山下りできちっと野村が走ってくれれば、
7、8、9、10は余裕を持って帰れる。ピクニックランで帰りたい」と意気込んでいました。

6区・野村昭夢選手の快走

スタートから中盤まで

6区(20.8km)を任されたのは、4年生の野村昭夢選手。
前回大会でも同区間を走り、区間2位の好走を見せていました。
スタートから野村選手の走りは素晴らしく、5km付近では中央大学との差を2分7秒に広げました。
さらに、9.1km地点の小涌園前では、2020年大会に館沢亨次選手(東海大)がマークした区間記録(57分17秒)を3秒上回る26分3秒で通過。
この時点で、区間新記録のペースで走っていることが分かりました。

中盤から終盤へ

10km地点では区間記録を10秒も上回るペースとなり、大平台ではさらに24秒速いペースで走っていました。
野村選手の走りは、まさに驚異的な速さでした。
17km地点の函嶺洞門では、館沢選手の記録を38秒も上回るペースで駆け抜けました。
この頃には、野村選手の走りが歴史的な記録になる可能性が高まっていました。

原監督の声援

18km付近では、原晋監督が運営管理車から「いけるよ、大記録だよ。56分台だ。
すごい記録が出るよ。そうそうそう」と熱い声援を送りました。
この声援に背中を押された野村選手は、最後まで勢いを衰えさせることなく走り続けました。

歴史的快挙!56分台の区間新記録

そして、ついに野村選手がフィニッシュ。タイムは驚異の56分48秒!
これは、箱根駅伝6区で初めての56分台を記録する歴史的快挙となりました。
従来の区間記録である57分17秒(2020年、館沢享次選手・東海大)を29秒も更新する大記録です。
野村選手は、自身の昨年の記録(58分14秒)も大幅に更新しました。

青学大の優位性が際立つ

野村選手の快走により、青学大は2位の中央大学との差を大きく広げることに成功しました。
6区終了時点で、その差は3分50秒にまで広がっています。
これは、青学大の2連覇、そして8度目の総合優勝に向けて、大きな弾みとなる走りでした。

他大学の状況

一方、2位を走る中央大学は、6区に2年連続で浦田春生選手(4年)を起用しました。
前回大会では野村選手に23秒遅れる区間5位でしたが、1年間の成長に期待がかかっていました。
3位の早稲田大学は、補員から伊藤主将(4年)の投入が確実視されており、6区の走りが2位以上を狙う鍵と
なっていました。
4位以下のチームの逆転優勝は、過去100回の大会で3回しかない難しい状況です。
特に、戦前3強と言われた駒澤大学は4位につけていますが、エースの佐藤選手(3年)の体調が万全ではない
という不安要素を抱えていました。

青学大の戦略と展望

青学大の原晋監督は、6区での野村選手の走りを非常に重視していました。
「6区、山くだりで一気に2分以上、差をつける走りを期待します」と意気込みを語っていたほどです。
実際、野村選手はその期待に見事に応え、2分以上の差をつけることに成功しました。
これにより、青学大の残りの区間(7、8、9、10区)は、原監督の言葉を借りれば「余裕を持って帰れる」状況
になったと言えるでしょう。

野村選手の成長と経験

野村選手は、昨年の箱根駅伝でも6区を走っており、その経験が今回の快走につながったと考えられます。
原監督も「経験者がいるのは大きいですね」と語っており、野村選手の成長と経験が、この歴史的な記録を生み
出したと言えるでしょう。

青学大の他の区間新記録

今大会、青学大は野村選手の6区以外でも区間新記録を出しています。
2区の黒田朝日選手(3年)、5区の若林宏樹選手(4年)も区間新記録を樹立しており、チーム全体の強さを示す
結果となっています。

今後の展開

6区終了時点で、青学大は2位の中央大学に3分50秒の大差をつけました。
この差を維持できれば、青学大の2年連続8度目の総合優勝は確実と言えるでしょう。
しかし、箱根駅伝は最後まで何が起こるか分かりません。
7区以降も油断することなく、チーム一丸となって走り切ることが重要です。

まとめ

2025年箱根駅伝6区、青学大・野村昭夢選手の走りは、まさに歴史に残る素晴らしいものでした。
56分48秒という驚異的なタイムは、今後長く記憶に残る記録となるでしょう。
この記録は、野村選手個人の努力はもちろん、青学大チーム全体の強さ、そして原晋監督の指導力が結実した
結果と言えます。
箱根駅伝は、まだ折り返し地点を過ぎたばかりです。
この後の展開にも注目が集まりますが、青学大の優勢は揺るぎないものとなりました。
最後まで目が離せない箱根駅伝、これからの展開にも期待しましょう!

おわりに

今回の野村選手の快挙は、箱根駅伝の歴史に新たな1ページを刻むものとなりました。
大学駅伝の世界でも、この記録は長く語り継がれることでしょう。
箱根駅伝は、選手たちの努力と成長、そしてチームワークが結実する舞台です。
今回の野村選手の走りは、その象徴とも言えるでしょう。
これからも、箱根駅伝は私たちに感動と興奮を与え続けてくれることでしょう。
次はどんな記録が生まれるのか、どんなドラマが待っているのか。箱根駅伝ファンの一人として、今後の展開
が本当に楽しみです。
皆さんも箱根駅伝の熱い戦いを一緒に見守っていきましょう!それではまた次の記事でお会いしましょう。

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