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青山学院大学、2025年箱根駅伝で2年連続8回目の優勝!大会新記録で圧巻の走り

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2025年1月2日と3日に開催された第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)において、
青山学院大学が2年連続8回目の総合優勝を果たしました。
さらに、10時間41分20秒という大会新記録を樹立し、その圧倒的な強さを見せつけました。
本ブログでは、この歴史的な勝利の詳細と、青山学院大学の箱根駅伝における輝かしい歴史を振り返りながら、
その強さの秘密に迫ります。

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2025年箱根駅伝の概要

大会概要

  • 大会名:第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝2025)
  • 日程:2025年1月2日(往路)、3日(復路)
  • コース:
    • 総距離:217.1km
    • 往路(107.5km / 第1〜5区):大手町(読売新聞社前)〜箱根町(芦ノ湖駐車場入口)
    • 復路(109.6km / 第6〜10区):箱根町(芦ノ湖駐車場入口)〜大手町(読売新聞社前)

往路の激闘

1区:中央大学が快走、青学は10位スタート

レースは1月2日午前8時、東京・大手町からスタートしました。
1区では中央大学の吉居駿恭選手が飛び出す展開となり、鶴見中継所で約1分30秒差をつけて襷をリレー。
区間賞を獲得しました。
一方、前回王者の青山学院大学は10位でエース区間である2区へと襷をつなぎました。

2区:青学・黒田朝日が区間新で猛追

2区では大学生トップランナーの競演となりました。
青山学院大学の黒田朝日選手が区間新記録を樹立し、一気に順位を上げます。
戸塚中継所では上位4チームが1分以内にひしめく混戦となりました。

3区:中央大学がリードを広げる

3区では中央大学の本間颯選手が区間賞の走りでリードを広げます。
青山学院大学はこの時点でまだ上位に食い込めていませんでした。

4区:青学・太田蒼生が区間賞で追い上げ

4区で青山学院大学は当日エントリー変更の太田蒼生選手を起用。
太田選手は区間賞の走りを見せ、トップの中央大学との差を45秒にまで縮めました。

5区:青学・若林宏樹が逆転、往路優勝

山登りの5区では、青山学院大学の若林宏樹選手が早々に首位に立ちます。
その後も区間新記録となる走りを見せ、青山学院大学は2年連続7度目の往路優勝を果たしました。

復路の快進撃

6区:青学・野村昭夢が史上初の56分台

復路のスタートとなる6区では、青山学院大学の野村昭夢選手が56分48秒という驚異的なタイムで区間賞を獲得。これは箱根駅伝史上初の56分台という快挙でした。
この走りにより、2位の中央大学との差を一気に広げることに成功します。

7区〜10区:青学が独走態勢を築く

7区以降も青山学院大学は安定した走りを見せ、独走態勢を築きあげました。
各区間で上位の走りを続け、他大学を寄せ付けません。

ゴール:大会新記録で総合優勝

最終10区、1年生ながらアンカーを託された小河原陽琉選手がトップを守り抜き、青山学院大学は2年連続8回目
の総合優勝を達成。
さらに、総合記録10時間41分20秒という大会新記録を樹立しました。

青山学院大学の箱根駅伝における輝かしい歴史

初優勝までの道のり

青山学院大学が箱根駅伝に初めて出場したのは1964年の第40回大会でした。
以降、12年連続で出場を果たし、シード権も2度獲得しましたが、第52回大会(1976年)を最後に箱根駅伝
から遠ざかってしまいます。

原晋監督就任と復活

2004年、原晋監督が就任し、青山学院大学の陸上競技部に転機が訪れます。
2009年の第85回大会で33年ぶりに箱根駅伝への出場を果たすも、結果は22位。
しかし、翌年の第86回大会(2010年)では8位に入賞し、41年ぶりにシード権を獲得しました。

初優勝と4連覇の快挙

2015年の第91回大会で、青山学院大学は悲願の初優勝を果たします。
さらに、2016年から2018年まで4年連続で優勝を達成。
この間、2015年から2017年までは往路・復路・総合ともに優勝する完全優勝を3年連続で成し遂げるという
偉業を達成しました。

近年の成績

  • 2019年:2位(5年連続の復路優勝)
  • 2020年:優勝(2年ぶり5回目)
  • 2021年:4位
  • 2022年:優勝(大会新記録)
  • 2023年:3位
  • 2024年:優勝(5度目の完全優勝)
  • 2025年:優勝(2年連続8回目、大会新記録)

青山学院大学の強さの秘密

原晋監督の指導力

青山学院大学の強さの最大の要因は、原晋監督の指導力にあります。
原監督は2004年の就任以来、チームを一から作り上げ、箱根駅伝の常連校へと導きました。
その指導法は「青山学院大学メソッド」として注目を集めています。

「青山学院大学メソッド」の特徴

  1. 科学的トレーニング:最新の科学的知見を取り入れたトレーニング方法を採用しています。
  2. メンタルトレーニング:選手の精神面の強化にも力を入れ、レース本番での実力発揮を目指しています。
  3. チーム力の強化:個人の能力向上だけでなく、チーム全体の底上げを図っています。
  4. 戦略的レース運び:各選手の特性を活かした戦略的なオーダー編成を行っています。
  5. 新たな才能の発掘:高校時代には無名だった選手を発掘し、育成することにも成功しています。

選手層の厚さ

青山学院大学の強さを支えているのは、豊富な選手層です。
2025年の大会でも、各区間で安定した走りを見せ、トップを守り抜きました。
特に、6区で史上初の56分台を記録した野村昭夢選手や、1年生ながらアンカーを務めた小河原陽琉選手など、
各学年で活躍する選手が揃っています。

大学のサポート体制

青山学院大学は、陸上競技部に対して手厚いサポートを行っています。
2019年には原晋監督が青山学院大学・地球社会共生学部の教授職に就任するなど、大学全体で箱根駅伝優勝を
目指す体制が整っています。

2025年大会の詳細分析

往路の逆転劇

青山学院大学の2025年大会における勝利の鍵は、往路での逆転劇にありました。
1区こそ10位でのスタートとなりましたが、2区で黒田朝日選手が区間新記録を樹立し、一気に順位を上げます。
そして4区では太田蒼生選手が区間賞の走りで追い上げ、5区で若林宏樹選手が首位に立つという見事な逆転劇を
演じました。

復路での独走

復路では、6区の野村昭夢選手が史上初の56分台という驚異的なタイムで区間賞を獲得し、2位との差を一気に
広げました。この走りが他大学の追随を許さない独走態勢を築く大きな要因となりました。

大会新記録の要因

青山学院大学が大会新記録を樹立できた要因として、以下の点が挙げられます:

  1. 各区間での安定した走り:10区間中、複数の区間で区間賞や区間新記録を樹立しました。
  2. 戦略的なオーダー編成:各選手の特性を活かし、最適な区間に起用しています。
  3. チーム全体の高いレベル:1年生から4年生まで、各学年で活躍する選手が揃っています。
  4. コンディショニングの成功:2日間にわたるレースで、選手たちが最高のコンディションで走れるよう
    管理されていました。
  5. モチベーションの高さ:2年連続優勝と大会新記録という明確な目標が、選手たちの士気を高めていた
    と考えられます。

他大学の健闘

中央大学の快走

中央大学は往路で2位につけ、青山学院大学に迫る走りを見せました。
特に1区の吉居駿恭選手と3区の本間颯選手が区間賞の走りを見せ、チームを牽引しました。

駒澤大学の粘り

往路こそ4位でしたが、復路で粘りの走りを見せ、総合でも2位に食い込みました。

早稲田大学の復活

近年低迷していた早稲田大学は、往路3位につけるなど、復活の兆しを見せました。
5区の工藤慎作選手の好走が光りました。

箱根駅伝の魅力と意義

日本の正月の風物詩

箱根駅伝は、日本の正月を彩る伝統的な大学駅伝競走です。
1920年に創設されて以来、多くのドラマと感動を生み出してきました。

学生アスリートの登竜門

箱根駅伝は、学生長距離ランナーにとって最大の目標であり、プロへの登竜門としても機能しています。
多くのオリンピック選手や世界で活躍するランナーが、箱根駅伝を経験しています。

チームワークの象徴

個人競技である陸上競技において、チームで戦う駅伝は特別な存在です。
10人の走者がタスキをつなぐ姿は、チームワークの象徴として多くの人々の心を打ちます。

地域との結びつき

箱根駅伝のコースとなる東京〜箱根間の沿道には、毎年多くの観客が詰めかけます。
地域の人々にとっても、箱根駅伝は特別なイベントとなっています。

今後の展望

青山学院大学の3連覇なるか

2025年大会で2連覇を達成した青山学院大学。
2026年大会では3連覇を目指すことになります。原晋監督のもと、さらなる記録更新も期待されます。

他大学の巻き返し

中央大学、駒澤大学、早稲田大学など、他の強豪校も必ずや巻き返しを図ってくるでしょう。
2026年大会は、さらなる激戦が予想されます。

新たなスター選手の誕生

箱根駅伝は、毎年のように新たなスター選手を生み出しています。
2026年大会では、どのような選手が注目を集めるのか、楽しみです。

まとめ

2025年箱根駅伝における青山学院大学の2年連続8回目の優勝は、日本の大学駅伝の歴史に新たな1ページを
刻むものとなりました。10時間41分20秒という大会新記録は、彼らの圧倒的な強さを如実に物語っています。

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