放送されました。
今回も石橋貴明＆木梨憲武がトップアスリートたちと真剣勝負を繰り広げる中で、特に注目を集めたのが
「リアル野球BAN」でのメジャーリーガー・鈴木誠也選手の活躍です。
リアル野球BANとは
リアル野球BANは、『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』の人気コーナーの一つです。
ルールは野球盤と同じで、ピッチングマシンから投げ込まれる球を打ち、打球が文字の書かれた場所で止まる
かフェンスに当たればその指示に従います。
実際の野球とは異なり、投手側はピッチングマシーンを操作するだけ、打者側は投げられた球を打つだけで
走塁の必要はありません。
塁上の走者は人形に置き換えられるため、バッティングセンターのルールに近いと言えるでしょう。
鈴木誠也選手のプロフィール
鈴木誠也選手は、1994年8月18日生まれの30歳。
東京都荒川区出身で、現在はMLBのシカゴ・カブスに所属しています。
高校時代は二松学舎大学附属高校で投手として活躍し、ストレートで最速148km/hを記録。
打者としても対外試合で通算43本塁打を放つなど、二刀流の才能を見せていました。
2012年のドラフトで広島東洋カープに2位指名され、内野手として入団。
5回を獲得するなど、日本を代表する打者として活躍しました。
2021年シーズン終了後、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ挑戦を決断。
2022年3月17日にカブスと5年8500万ドル（当時約115億円）の大型契約を結びました。
メジャーリーグでの活躍
鈴木選手のメジャーリーグでの活躍は目覚ましいものがあります。
初年度の2022年シーズンは打率.262、14本塁打と好成績を残し、米専門誌『ベースボール・アメリカ』の
「オール・ルーキーチーム」にDHとして選出されました。
2023年シーズンはさらに成長を見せ、打率.285、20本塁打、74打点を記録。
日本人右打者として初めてメジャーリーグでシーズン20本塁打を達成する快挙を成し遂げました。
この活躍により、ナショナル・リーグの外野手部門でシルバースラッガー賞の最終候補にも選ばれています。
2024年シーズンも引き続き好調を維持し、打率.283、21本塁打、73打点の好成績を残しました。
7月には城島健司捕手を抜いて日本選手の通算本塁打数4位に浮上し、右打者では史上最多となる偉業を成し
遂げています。
リアル野球BANへの参戦
今回の『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』では鈴木誠也選手が2年連続でリアル野球BANに参戦しました。
メジャーリーガーとしての経験を活かしどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか多くの視聴者が注目
していました。
石橋貴明率いる”石橋ジャパン”には、おなじみのゴルゴ松本や2年連続MVPを狙う杉谷拳士も登場。
さらに、『世界野球プレミア12』で活躍した若き侍たちも勢ぞろいし、豪華な顔ぶれとなりました。
鈴木選手の活躍
鈴木選手は、メジャーリーグで培った巧みな打撃技術を存分に発揮しました。
ピッチングマシンから繰り出される変化球にも動じることなく、鋭い打球を放ち続けます。
しかし、リアル野球BANには独特のルールがあります。
例えば、一見良い当たりがアウトやダブルプレーになったり、ボテボテの当たりがヒットになってしまうこと
もあるのです。鈴木選手も、この予測不可能な展開に戸惑う場面が見られました。
大の字ーー!の瞬間
そして、番組のハイライトとなった瞬間が訪れます。鈴木選手の打球が、まさかの「大の字ーー!」のエリア
に入ったのです。
「大の字ーー!」は、リアル野球BANの特殊ルールの一つで、打者が大の字になって倒れるというペナルティ
が課されます。
メジャーリーガーである鈴木選手がこのような珍プレーを演じることになるとは誰も予想していませんでした。
鈴木選手は、最初は戸惑いの表情を見せましたが、すぐに笑顔に切り替わり、爽やかに「大の字ーー!」
のポーズを決めました。
その姿にスタジオは大爆笑。
石橋貴明も「さすがメジャーリーガー、大の字の仕方が違う!」と絶賛していました。
視聴者の反応
この鈴木選手の「大の字ーー!」シーンは、瞬く間にSNSで話題となりました。
Xでは「鈴木誠也選手の大の字、最高に面白かった!」「メジャーリーガーがこんなに楽しそうにリアル野球
BANに参加してくれて嬉しい」「鈴木選手の人柄の良さが伝わってきた」といったコメントが多数寄せられ
ました。
また、野球ファンからは「鈴木選手の打撃フォームが美しい」「メジャーでの経験が、リアル野球BANでも
活きている」といった専門的な意見も見られました。
番組全体の盛り上がり
リアル野球BAN以外にも、今回の『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』は盛りだくさんの内容でした。
パリ五輪のメダリストたちが集結した「パリ五輪メダリスト大集合SP」では、フェンシング、バドミントン、
柔道など、さまざまな競技で珍プレーが続出。
石橋貴明率いる”チーム石橋”と、木梨憲武率いる”チーム木梨”の真剣勝負に、視聴者も釘付けになりました。
ゴルフ対決では、海外メジャーの覇者3人を含む華やかな”最強女子プロ軍団”が集結。
渋野日向子、笹生優花、小祝さくら、初参戦となる古江彩佳、川﨑春花、竹田麗央といった豪華メンバーに
加え、俳優の水谷豊と小栗旬も参戦し、打って走って大盛り上がりの展開となりました。
サッカー対決では、1998年フランスW杯～2022年カタールW杯までの歴代日本代表選手たちが集結。
さらに、現日本代表監督の森保一やキングカズこと三浦知良も緊急参戦し、『スポーツ王』史上最多人数での
熱戦が繰り広げられました。
石橋貴明＆木梨憲武のコメント
番組放送前、石橋貴明と木梨憲武からコメントが寄せられました。
石橋は「今年も素晴らしいアスリートがたくさん参加してくれました。真剣に時には珍場面を…といろいろ
取り揃えております」と語り、「2024年のパリオリンピックでは見られなかったメダリストたちの意外な素顔
も見られますし、『スポーツ王』でも新たなメダルを獲得しようと戦ってくれました」と番組の見どころを紹介
しました。
木梨は「リアル野球BANは、次の侍を目指す『世界野球プレミア12』で活躍した選手たちが出てくれたので、
今回は非常に初出場組が多かったです」と述べ、「”ピッチャー・石橋くん”の多彩な投球術で、『野球BAN』は
甘くないぞってところを見せつけられたのではないかと思っています（笑）」とユーモアを交えて語りました。
番組の歴史と意義
『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』は、今回で25周年を迎える長寿番組です。
毎年恒例のお正月の風物詩として、多くの視聴者に愛されてきました。この番組の魅力は、トップアスリート
たちの意外な一面を見られることにあります。
普段は真剣勝負の場でしか見ることのできない彼らが、ユーモアたっぷりのリアル野球BANや珍プレー続出の
パリ五輪メダリスト大集合SPに参加する姿は、新鮮で楽しいものです。
また、この番組は世代を超えて楽しめる内容となっています。現役のトップアスリートから、懐かしの名選手
まで幅広い出演者が登場するため、親子で一緒に楽しむ家庭も多いでしょう。
鈴木誠也選手の今後
今回のリアル野球BANでの活躍を通じて、鈴木誠也選手の人気はさらに高まりました。
メジャーリーガーとしての実力はもちろんのこと、その人柄の良さや笑顔も多くのファンを魅了しています。
2025年シーズン、鈴木選手はカブスでの4年目のシーズンを迎えます。
これまでの実績を考えると、さらなる飛躍が期待されるでしょう。
日本人右打者として初めてメジャーリーグでシーズン30本塁打を達成する可能性も十分にあります。
また、今回の『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』での活躍により、野球ファン以外にも鈴木選手の名前が
これを機に、メジャーリーグの試合をテレビで観戦する日本人ファンが増えるかもしれません。
結びに
『夢対決2025 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』は、今年も多くの視聴者を楽しませてくれました。
メジャーリーガー・鈴木誠也選手の「大の字ーー!」は番組の歴史に残る名場面となったことでしょう。
トップアスリートたちの真剣勝負と、予想外の展開が織りなす面白さ。
そして、石橋貴明と木梨憲武の絶妙な進行。
これらが見事に調和し、25年という長きにわたって愛され続けている理由がよくわかる内容でした。
来年の放送では、どんな選手たちが登場し、どんな珍プレーが飛び出すのか。
今から楽しみでなりません。そして、鈴木誠也選手の活躍にも、引き続き注目していきたいと思います。
彼のメジャーリーグでの挑戦が、日本中に勇気と感動を与えてくれることを願っています。
